台湾旅行記

フードファイター4日間
ちりこ 2024.11.07
誰でも

台湾旅行の備忘録。カメラ下手すぎて全然ピントあってませんが、何卒。

***

===1日目===

早朝に家を出て、成田空港へ。12時前に台湾桃園国際空港に到着した。空港からはバスに乗り、台北中心部へ移動する。

台湾到着後、初の食事。劉山東牛肉麺。お肉ほろほろ。

机に置かれてある高菜がめちゃくちゃ合う。豆豉(お醤油と納豆の香りがする、少し辛い調味料)が机上にあって、それを合わせても美味しい。

空は灰色だった。建設現場の柱が曲がっている気がして不安になる。

牛肉麺のお店の近くに新光三越があった。紙袋は国内三越が前に使っていたデザインと同じみたい。これもやなせさんがサイン入れてるのかな?

地下鉄(MRT)だけじゃなくて、バスも便利だった。バスは番号で呼ばれていることが多くて、観光客も使いやすい。前から乗っても後ろから乗ってもOK。


ホテルに荷物を置いて、その日のうちに九份へ。1時間はバスに揺られたはず。

お土産をいくつか買ったのと、タロ芋アイスクレープを食べた。かんなで削ったピーナッツヌガー、パクチー、タロ芋シャーベットをクレープで包んだもの。おいしい。

九份から帰ろうとしたら、バス停に長蛇の列ができていた。前に並んでいた日本人観光客が声をかけてくれて、タクシーに同乗させてもらうことに。ここで初めて台風が近づいていることを知る(えっ)。

やりたいことはちょっと無理してでも今日明日中にやっておいた方がいいかも、ということで、台北に戻ってから、夜市へ。コンビニでビールを買い、寧夏夜市に向かう。

まずは、水餃子と空芯菜のようなもの(水蓮葉?)を食べる。ビールがめちゃくちゃ合う。


台湾は牡蠣オムレツも有名らしい。イートインは列ができていたから、テイクアウトでいただいた。でんぷんと牡蠣と卵の旨み。タレは甘め。

〆にジーロー飯。肉の油と旨み。うまい。


最後に別のお店でパパイヤミルクジュースも飲んだ。ミルキーな甘さはあるけど、スッキリしていて飲みやすい。

夜市には食事を提供する店だけではなくて、ゲームセンターのような店もある。

久しぶりにピンボール台を見た。


***

===2日目===

龍山寺駅までMRTで移動して、有名な肉粥屋さんへ。

10時を過ぎていたけど、店内は賑わっていた。言われるがまま、肉粥と豚バラ肉の揚げものを注文した。

朝からお粥を食べられることってほとんどないから、なんとなく嬉しい。料金体系がよくわからなかったけど、ふたりで130元(650円くらい)で、そんなに高くはつかなかった。一安心。

駅に戻る途中で商店街があった。フルーツ専門のお店もあれば、お肉やお魚、お野菜、乾物など、取り扱っている品物は様々。精肉店は丸鶏だけではなくて、アヒルなのかガチョウなのか、他の鳥類も扱っているみたいだった。

MRTで移動して、西門町へ。西門町のランドマークに行ったものの、ここはお昼前からの開店みたいで、中には入れなかった。西門町にはいくつかゲイバー・ビアンバーがあるとは聞いていたけど、この建物の周囲にはいくつかLGBT関連グッズのショップがありそうだった。

私が台湾に到着した日の3日前に台北市政府前広場でLGBT+ Prideイベントをしていたらしい。その影響なのか、年間を通してのものなのかはわからないけど、建物付近にはプログレスプライドフラッグが吊られていた。次回はこのへんゆっくり回るつもり。

朝ごはんから少し時間が経っていたので、タピオカ屋さんの50嵐に寄った。ティーベースのドリンクにナタデココと大小のタピオカが入っているという、おすすめのものを注文した。スッキリ飲めて食感が楽しいドリンク。タピオカはゴンチャよりちょっと柔らかいかな、くらいだった。

少し歩いて、小籠包屋さんへ。1時間くらい並んだ。

サンラータンと小籠包のセットを注文した。サンラータンには、黒いプルプルの血豆腐が入っている。かなり意識して食べるとレバーっぽい味がするけど、無味に近い。サンラータン大好きだから、食べられて嬉しかった。

少し待って小籠包が出てきた。小籠包と小籠湯包は少し違うらしくて、ここのは小籠湯包。肉汁がたっっっっっぷり入っているので、必ず一口でいくべき。お醤油皿が溢れるか、お洋服が汚れることになる。めちゃくちゃ美味しかった。


さらにバスに乗って、問屋街、迪化街へ。日本語で読むなら「てきかがい」で、カタカナだと「ディーホアジェ」が近いみたい。

迪化街の中に、布のお店が集まった建物、永楽市場がある。

そこそこ広いフロアに、所狭しと布が並んでいる。薄手の布だけでなく、キルティングや、合成皮革、カーテンに使えそうな厚手の布、ドレスに使えそうな特殊な布、タペストリーや手拭いに近いような布、本当にたくさんの布があった。かなり迷って布を2枚ほど購入した。片方は祖母にあげる。祖母が選ばなかったほうで何か縫うつもり。

迪化街は乾物屋さんが多いけど、雑貨屋さんやかご製品のお店もあって、お買い物が楽しい。メインストリートはずっと八角と桂皮の香りがしていた。途中で肉まんも食べつつ、街歩き。

道端に白キクラゲと黒キクラゲ。

国内の中国おやつのお店で菊花茶をいただいたことがあるんだけど、その時に初めて見た菊花をはじめ、日本ではあまり目にできないような乾物がいっぱいあった。

一本細道に逸れ、休憩を兼ねて豆花屋さんへ。

日本語のメニューの用意があって、トッピングは10個くらいの中から3つを選べた。私はハトムギ・緑豆・紅インゲン豆の3種を選んだ。最初は優しい甘さかな?と思うんだけど、食べ進めていくと甘さが程よく感じられるようになって、めちゃくちゃ美味しかった〜〜〜! 店員さんがとても親切で、友人とフングイってなんだろうねと話していたらわざわざ席まで見せに来てくれた。(聞き覚えがあったのはミスドのドリンクのおかげだと思う)

この後、さらに移動して行天宮へ。境内では撮影しなかったから写真がないけど、一番印象に残っているのが「収驚」という儀式。驚いた時に飛び出てしまった魂を体の中に戻す儀式だそうで、沖縄のまぶいぐみに近いんだと思う。台北の緯度は石垣島とほとんど一緒だけど、文化も共通するところが多いのかしら?

おみくじの引き方も特殊で、聞きたいこととおみくじの番号を神様に相談する必要がある。このお伺いの作法を「擲杯」と呼ぶらしい。お祈りをしながら伺いたいことを伝えて、それから筊杯(半月型の樹脂)を2枚投げる。表と裏が1枚ずつ出ればYES、表が2枚だとNO、裏が2枚だと「判断できない、あるいは、参拝者がすでに答えを知っている」ということらしい。恋愛のこと伺おうとしたら表2枚でNOだったから(T T)、お仕事のことを念じながら再度投げたら表と裏が出た。木札の番号を引いて2桁の番号を決め、再度その番号を念じながらお祈りして、表と裏が出たらその番号でOK、という流れ。

番号が決まったら、おみくじを1枚とりに行く。表側は繁体字で書いてあったけど、裏側には日本語の説明があった。とってもありがたいお言葉でした。

寄り道しつつ、ホテル近くまで戻り、夜ご飯には客家料理を食べた。いわゆるファミレスみたいで、ネコ型ロボットが働いていました。写真は客家風混ぜご飯。付け合わせの漬物が甘くてびっくり。

明日が台風再接近とのことだったから、夜のうちにホテル近くの新光三越と誠品生活に寄った。新光三越には入っていた無印良品で、台湾限定の商品を買った。

  • グァバビール(フルーツビール)

  • 鉄観音茶ポップコーン

  • 鉄観音茶チョコレート

  • 紅玉紅茶チョコレート

  • 焙じ烏龍茶ゴーフレット

などなど!
雑貨屋さんにも寄って、台湾ビールも買い込んだ。ホテルに戻って、ビールパーティーを開催しました🎶

***

===3日目===

朝起きて、今日の飛行機が欠航になっていることがわかった。ヒィ……。

ひとまず、ホテル近くの朝ごはん屋さんへ。ホットの豆乳と野菜まんを頼んだ。豆乳がおいしい。

朝は特に雨が強かった。

バスに乗って故宮博物館に行く予定だったけど、まさかの臨時休館。
アヘン生産の歴史を展示しているらしい台湾博物館に行こうかと思ったけど、朝は特に雨が強くて、行くまでにビショビショになりそうだったので断念した。ホテルに戻る。

ホテル付近を、ちょっとだけ一人で散歩した。道路に面した1階部分が吹き抜けのような構造になって、歩道に屋根がついている通りが多いので、風が強くなければ傘を刺さずに歩ける。写真は道中で見つけた青果屋さん。

日本でよく見るものも見ないものも置いてあった。


お昼頃、ホテル近くを散歩して、見つけたお店に入った。牛肉麺線(ビーフン)を注文したら、大量でびっくり。

「熱炒」の表記があるメニュー項目があったから、夜の居酒屋さん営業がメインのお店なのかも。少し遅めの時間帯にお邪魔したこともあって、私たちのうしろの席では、従業員の皆さんが円卓を囲んで食事をとっていた。

ホテルに戻る道すがら、ドリンクスタンドでフルーツドリンクも買った。台北はコンビニが多いけど、その次くらいにドリンクスタンドがある気がする。お茶にこだわってるところもあれば、トッピングやカップのデザインに凝ってるところもあるみたい。

遅めの昼食の後、再度行天宮方面へ移動。行天宮がある交差点の真下の地下に、占い横丁がある。実は、前日行天宮を訪れた時にここも下見していて、そのタイミングで友人が人気の先生の翌日の予約を取ってくれた。この日は台風だったので両側のお店はお休みだったけど、本来はキャッチがすごい。

ここでは四柱推命と、米粒占いをやってもらった。米粒占いは初めて。占い横丁に行くときは生年月日だけじゃなくて、生まれた時間までわかると良いみたい。パートナーの生年月日さえわかれば、相性も診てもらえるとのこと。

この後、行天宮近くのスーパーに行った。日本の食品もいっぱい置いてあったよ。

讃岐うどん。

ビール。日本のビールもいっぱいあったけど、台湾のビールももちろん置いてあるし、Budweiserもあった。有名なGold Medalの台湾ビールはすっきりしてて飲みやすいし、BREW LABO(ちょっとクラフトビールっぽい?)も美味しかった!

乾麺。ハングルが書いてあるパッケージの麺もいっぱいあった。もちろん米粉の麺も充実してる。

台湾限定、ホタテの貝柱風味ほんだし。自炊する友人へのお土産はコレです。

スーパーの品揃えを見ているだけだけど、なんとなく文化がわかるような気がして、楽しい。新聞も売ってあった。

ホテルに戻って、コンビニで買ったものたらふく食べるパーティーを開催。

この1枚だけスマホ撮影、なぜなら3分の刻限が迫っていたから。コンビニでお湯入れるとて説明欄を凝視していたら、レジのお兄さんが特に何も喋らず、でもお湯を入れるのをそっと見守りにきてくれて、台湾の人の優しさを感じました。

この時食べたのは、

  • (多分)鶏肉ベースのカップラーメン

  • セブンのホットスナック(唐揚げ、エッグタルト)

  • ファミマの煮卵(お茶に八角等のスパイス入れて煮込んでるっぽい)

  • ファミマのグァバ

  • スイカ牛乳と台湾ビール(このビールが一番好き)

とにかくフードファイターしてた。エッグタルトも唐揚げも熱々まで温めてくれたよ〜。

***

===4日目(最終日!)===

昨日と同じく、ホテル近くの朝ごはんやさん、世界豆漿大王へ。

道路側にせいろが置いてある。

最後の朝ごはんということで、豪勢にいきました。右上が豆漿(豆乳にお酢を入れたスープに、卵や揚げパンが入っている)、左上が蛋餅(クレープ卵焼き)、中央が小籠湯包、左下が台湾おにぎり(何が入っているかはよくわからないが、なんとなく美味しい)

台湾おにぎりのクローズアップ写真。詳細はわからないけど、揚げパンのカス、卵、ベーコン等は確実に入っている。お米はもち米っぽい。

朝早くてお店が空いてたからか、猫さんが出てきてた。

この子のほか、店番(昼寝)してる犬も何匹か見かけたけど、総じておだやかな子が多そうだった。

朝ごはんを食べたら、急ぎチェックアウトして空港へ!

バス停からの風景。昨晩は強風だったので、植木の葉が散っていた。

桃園国際空港到着後、故宮博物館のミュージアムショップに寄った。売り場面積はそんなに大きくないけど、ポストカードや白菜グッズがあった。白菜や象牙多層球の実物観察は次回に持ち越すつもり。

以上、完!

***

め〜〜〜〜っちゃ楽しかった台湾旅行! 計画立てずに飛行機乗った割にはかなり観光できたと思う。食を中心に台湾の文化いろいろ楽しめて、大満足です。次回は故宮博物館じっくり回りたい。いつか台南も挑戦してみたいな〜〜〜! 最後まで読んでくださって、ありがとうございました!

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